2011年04月13日

参考まで - 省電力な事業所用エアコン

東日本大震災によって東京電力-福島原子力発電所などが停止したことにより東京電力管内では電力不足に陥り、3月には予測不能な大規模停電を回避するため計画停電が実施されました
ありがたい事に浜松のある県西部では電力不足の影響はありませんが、同じ静岡県でも富士川以東では東京電力の供給エリアということもあり、計画停電が実施された地域もありました
関東地方では今年の夏は大幅な電力不足が予想されていて、供給側では電力会社の様々な方法による発電量の増加が、消費側は政府による電気事業法27条発動による、民間への強い節電への働きかけが行われるようです
そして27条発動は、国民負担の増加も問題になりそうです


こんな中、夏場の省電力に向けたひとつの選択肢として、GHPという方式のエアコンがあります

参考まで - 省電力な事業所用エアコン

GHPとは、ガスヒートポンプ(GasHeatPump)の頭文字を取ったものです
普通のエアコンの室外機には、一番力(=電力)を必要とするコンプレッサーを回すのにモーターが入っていますが、GHPではかわりにガスを燃料とするエンジンが入っています

GHPのメリット
 機器制御と、室内機エアフローファンと室外機の熱交換ファンを回すくらいしか電気が使われないため省電力になる そこから転じて、
  ある程度規模が大きな空調設備でも、キュービクルが必要ない
  契約電力を下げられるので、電気代の基本料金も安くなる
といったことが挙げられます

冬期はエンジンの廃熱を暖房の熱源に利用しているので、もっと効率が良くなります

GHPのトータルコストは電気のものと比べて、設置時が余計に掛かり運用時に減ってゆくので、設置7~8年ほどで有利になってゆきます 窓が開かない建物や24時間操業など、運転時間が長い場合はもっと早くペイできます


全体像

参考まで - 省電力な事業所用エアコン


会社で3年ほど運用しています



負けるな! 東日本!!








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