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朝の連ドラ、ゲゲゲの女房が、あと10回足らずで最終回を迎える
このドラマ、主人公の布美枝（ふみえ）のキャラクターの方向が今までの超前向きなヒロイン像と違っている　そして、貧乏生活などにもかかわらずめげない夫婦像など、自分の中でNHK東製作朝ドラとしては久しぶりのヒット

ストーリを追っていくのも当然楽しいんだけど、最近面白いのは村井家の内装や街の様子
実は村井家の次女喜子と年が近いので、その時代の風景がなつかしい
廊下とお勝手(キッチンではない)の境にジャラジャラとした暖簾?がかかってたり、かき氷器が嫁さんチで使ってたのと同じだったり、食パンを入れるプラスチックの箱があったり、カルピス(原液)が瓶入りでしかも斜めボーダーの包装紙が被っていたり　ここ2，3日分では商店街に緑のカード公衆電話機が設置されていたり
食器の柄とかもいちいちその時代っぽくて、細かく上げたらきりがない

こんな話をして、晩酌しながら録画したものを見て嫁さんと盛り上がっている




こんなふうに細かく考証されている中で職業柄ちょっと気になるのが、村井家流し台のお湯まわりのこと
シンクの正面に、本体に水の弁が内蔵されているLPガス瞬間湯沸かし器が (高めに <- 布美枝に合わせて? 芸細?) 設置されていているんだけど、それに加えてシンクに2バルブの混合水栓がついていて、多分そこからもお湯が出る(=風呂はシャワー付き?)
給湯器をつけて台所、風呂、洗面台などに湯を引くと、スッキリするとか明るくなるといった理由で普通は瞬間湯沸かし器を外してしまう

村井家に両方が付いているということは、
1．水木家に、理由もなくホントについていたから再現した
2．前から瞬間湯沸かし器を使っていて新しく給湯器をつけたが、湯沸かし器が使えるので壊れるまで使うという、貧乏だった頃の流れ
3．台所まで湯を引いたものの、使い勝手が悪いのであえて両方使えるようにしている　理由としては混合水栓バルブの位置が低すぎて布美枝が使いにくい　湯温の調整がいちいち面倒 <- シングルレバー混合栓にすれば解決する
4．制作側のただのミス
ここに最近だと
5．給湯器だと、捨て水(湯)が多くなるので、エコロジーにて
というのもあるかも

茂と布美枝の性格が実際の水木夫婦を真似ているのなら、1とかありそう